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年代:鎌倉時代
寸法:119.8×778.4(cm)
不動明王(ふどうみょうおう)は、五大・八大明王の主尊。密教の根本尊である大日如来の教令輪身(きょうりょうりんじん)として忿怒像で表され、救いがたい衆生を導く役割をもっている。
本図は、画面中央の岩座に左足を下げた半跏坐姿の青不動明王と、その左右に矜羯羅(こんがら)・勢多迦(せいたか)の二童子を描く。
不動明王の頭部と二童子は、醍醐寺本不動明王図画中の「飛鳥寺玄朝」と墨書される図像と酷似している。
照隈のみで文様を描かない簡素な着衣、硬い筆致などから鎌倉時代前期の貴重な作と考えられる。(→重要文化財「不動明王図像について」)
年代:平安時代後期
像高:29.2(cm)
蔵王権現(ざおうごんげん)は、役行者が大峯山で感得したと伝えられる修験の神。
本像は、右手に独鈷杵(とっこしょ)を執り、左手は腰に当てて右脚を高く蹴り上げる通形を示す。独鈷杵と着衣の結び紐を除き一鋳で造られている。
髪を逆立てた忿怒相ながら穏やかな表情を示し、動勢を押さえた柔和な表現がみられるところから、制作は平安後期のものと考えられる。
年代:昭和48年(1973)
寸法:130×66×2(屏風)
「書に耽(ふけ)る是れ宿縁なり」
【奇石の言葉】
―物事は強い関心があるとないとでは結果は大きく違ってくる。つよい関心、言葉を換えて言えば人間が一つのことに取り憑かれるというのは因縁である。私が書の世界に足を踏み入れてからすでに五十年が経った。幸いに作書の楽しみと意欲は年とともにますます高まっているのを自ら喜びとしている。
今年の璞社展の作品の一点は「書に耽る是れ宿縁」の五字を書いた。大きく屏風に書いた。この語は私の備忘録にある。が出典は書いてなく今は記憶にもないが、「書」とは多分書物あるいは読書の意であろう。
ところで今私は勝手に作書の意としてこれを書いた。宿縁をしみじみ感じるこの頃である。できれば今後も懈怠(けたい)なく書に耽り、一点でも多く作って世の人に見てもらおうと思う。そして東洋の美、日本の美の理解者を一人でも多くふやしていきたいと思う。
−昭和48年4月−(小坂奇石著『黙語室雑記』)
| 分類 | 作品名/作者 | 年代 |
|---|---|---|
| 書 | 小坂奇石(約160点) | 昭和 |
| 慈雲尊者(約15点) | 江戸時代 | |
| 絵画 | 「絹本着色不動明王二童子像」(重要文化財) | 鎌倉時代 |
| 『十巻抄』(重要美術品) | 江戸時代 | |
| 「富士十二景図」/狩野探幽 | 江戸時代 | |
| 「名所百景図」/上田耕夫 | 江戸時代 | |
| 「錦絵 百観音霊験(西国・秩父・板東)」/二代広重・三代豊国 | 明治時代 | |
| 「法楽寺障壁画」/木村圭吾 | 平成 | |
| 「弘法大師行状絵伝」 | 江戸時代 | |
| 「赤・青・黄不動明王」等/棟方志功 | 昭和 | |
| 彫刻 | 「蔵王権現立像」(府指定文化財) | 平安時代 |
| 「弘法大師像」/圓鍔勝三 | 昭和 |
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